2015年3月26日、韓国・SBSは、今月15日にロシアで行われたスピードスケート・ショートトラックの世界選手権について、中国メディアが韓国選手を批判したことに反論した。27日付で網易体育が伝えた。

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今月15日、ロシア・モスクワで行われていたスピードスケート・ショートトラックの世界選手権男子1000メートル決勝で、韓国選手は前を走っていた中国とカナダ選手のインを突き、両国選手は失速。結果的に後方を走っていたもう1人の韓国選手が金メダルを獲得。これについて中国メディアは、「韓国は男子1000メートルで金メダルを取ったが、その手段は汚いと言わざるを得ない」や、「韓国選手のプレーは『成績のためなら手段を選ばない』という韓国の姿勢を反映している」と批判的な報道が目立った。

こうした中国の報道に対してSBSは、「中国メディアでは韓国人選手が他国選手を妨害してチームメートを勝たせたとの見方もあるが、実にばかばかしい。スピードスケート・ショートトラックで選手同士が接触することは珍しい事ではなく、中国メディアは基本的な知識もない。中国メディアの報道がきっかけで、中国のネットでは韓国人を侮辱するコメントが寄せられた」と反論。

さらに、「五輪や国際大会において、中国がスピードスケート・ショートトラックで故意または悪質な反則行為を行うことは有名。自国の問題には触れず、韓国選手のあら探しばかりを行っている。米国に対抗できる世界第2の経済大国としてはあまりにも度量が小さいと言わざるを得ない」と非難した。（翻訳・編集/内山）