墜落したドイツ機の副操縦士、精神疾患を隠して勤務していた疑い「メディアが作り上げている話のように思える」「他に事情がありそうだ」―米国ネット

Record China    2015年3月28日(土) 5時2分

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27日、AP通信の報道によると、ドイツの格安航空会社「ジャーマンウィングス」の旅客機を意図的に墜落させたとされている副操縦士が、精神疾患で治療を受けていたことを会社に隠して勤務していた疑いがあることが分かった。資料写真。

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2015年3月27日、AP通信の報道によると、ドイツの格安航空会社「ジャーマンウィングス」の旅客機を意図的に墜落させたとされている副操縦士が、精神疾患で治療を受けていたことを会社に隠して勤務していた疑いがあることが分かった。

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AP通信によると、捜査当局は27日、アンドレアス・ルビッツ副操縦士の自宅などを捜査し、うつ病などの精神疾患を患っており医師の治療を受けていることを示す資料を押収した。また、墜落当日直前に「勤務するのは不可能」とする医師からの診断書が、破られた状態で見つかっているという。捜査当局は、ルビッツ副操縦士が会社には病気のことを隠していた疑いがあることの見解を示した。一方で、近隣住民はルビッツ副操縦士が非常に健康的だったと話しているという。複数の住民が、ルビッツ副操縦士はジャーマンウィングスに入社したことをとても喜んでいたと話している。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「病気を抱えているからといって、150人もの人々の命を奪おうと考えるなんて理解できない。まだ他にも事情があるのかもしれない」

「これはメディアが作り上げている話のように思える。旅客機を墜落させて150人の人々の命を奪ったのは、うつ病を患っていたからだって?信じられない」

「彼はモンスターじゃないか!幼い子供を含む大勢の人々に対する殺人行為と自殺の間には、大きな違いがある」

「うつ病が彼をこのような行動に駆り立てたのではない。もっと悪い何かが彼の中に起こっていたのだろう」

「私は10代の頃に深刻なうつ病を患っていた。親しい友達は、当時の私が周囲に見せていた言動はオスカーを受賞できるほどの演技力だったと語っている。うつ病にかかると、周囲に元気に見せかけることができるようになる」

「ルビッツ副操縦士がうつ病であるのを知りながら、父親が彼にパイロットになるようプレッシャーをかけていたという報道を見た。もしそうだとしたら、父親にも責任があると思う」

「なぜ、精神疾患を抱えている人間は殺人狂であるという推測がされるんだ?精神疾患を患っているからといって、常軌を逸しているとは限らないのに」

「彼の夢はパイロットになることで、操縦するのが好きだったのは本当だろう。病気が理由にもう操縦できなくなるかもしれないと分かった時に、彼は全てを終わらせようとしたのだろう。家族や友人たちは彼を助けることができただろう。彼に罪がないと言うつもりはないが、この事故から私たちは学べることがたくさんあると思う」(翻訳・編集/蘆田)

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