2015年3月29日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に投稿された書き込みが、中国ネットユーザーの間で話題になっている。

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書き込みは「こんな格好で日本旅行をするとは、なんて自由奔放なんだ！」というもので、写真には八路軍の軍服に身を包んだ中国人と思しき人物が写っており、背景からそこが日本であることがわかる。八路軍は日中戦争期に活動した中国共産党軍の名称で、現在の人民解放軍の前身のひとつになっている。

この投稿にほかのネットユーザーからの注目が集まり、2000件ほどのコメントが寄せられている。以下は、その中で評価の高い（「いいね」の数が多い）コメントの一部。

「そして、鬼子（※日本人の蔑称）を手で引き裂くのか？」（※荒唐無稽なことで話題の抗日ドラマと絡めてやゆしている）

「抗日8年戦争の開始だ！」（※抗日ドラマのセリフ。抗日戦争が始まる前に8年で終わることがわかっているのはおかしいと話題になった）

「日本人のコスプレかもしれないぞ。なんせ手で人を引き裂けるんだからな。日本人もその技術がカッコいいと思ったに違いない」

「よくやった」

「彼（八路軍の軍服を着た人物）を批判している人こそが愚か者。八路軍は何か悪いことをしたのか？日本を侵略したのか？どうして日本で着ちゃいけないんだ？皇軍とナチスこそが反人類だ」

「日本人がこの格好がわかる方がおかしいでしょ。彼らが抗日神ドラマを見てると思ってるのか？」

「これって挑発になるの？」

「日本人は国民党軍の軍服じゃないと反応しない」

「着るなら国民党軍の軍服にしろよ。日本軍の先鋒は八路軍なんかほとんど見たことないんだから」

「取り越し苦労してる人が多すぎ。日本は頭がおかしいやつへの寛容度が非常に高い国。実際に日本人を手で引き裂かない限り、みんな面白いと思ってくれるよ」

「日本人は気にしない。彼らは自分たちの生活に影響が出ないことには関心がない」

「本当に反日なら日本に旅行に行ったりしないよ」（翻訳・編集/北田）