ユダヤ難民の避難所、オーヘルモーセ教会の修繕工事完了―上海市

2007年8月13日、上海市オーヘルモーセ教会の外観。

先日、第二次世界大戦時に2万人余りのユダヤ難民が避難した地、上海オーヘルモーセ教会の第一期工事が完了した。1927年当時の状態が見事に復元され、まもなく一般公開される。

説明によると、現在虹口区は第二次世界大戦時のユダヤ難民に係わる遺跡を改築しており、重要な歴史的建造物として保護していくという。

オーヘルモーセ教会は、1927年にロシアのユダヤ人から資金を集めて建造され、ユダヤの民族的英雄である「モーセ」にちなんで名をつけた。ユダヤ人の礼拝所として、かつてはユダヤ宗教組織が設置されていた。解放後は修繕工事を経て、精神病院、人民防空工程管理所として使用されていた。（翻訳・編集/YO）