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15日、中国鉄道部は北京オリンピック期間中に特別ダイヤを編成することを明らかにした。中国版新幹線の大量投入、北京ー天津間の新型鉄道の導入など五輪を機に鉄道輸送能力が大幅にアップする見通しだ。写真は中国版新幹線。
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2007年8月15日、中国鉄道部は北京オリンピック期間中に特別ダイヤを編成することを明らかにした。
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今年春の第6回鉄道ダイヤ高速化で投入された中国版新幹線「調和号」は現在328編成が導入されているが、年末までには500編成まで増加させる見通し。さらに五輪前にはその数を増やし、需要に応えるという。五輪サッカー会場となる北京市、上海市、天津市、遼寧省瀋陽市、河北省秦皇島市の各市は中国版新幹線で結ばれ、都市間の移動に便宜が図られる。またヨット会場となる山東省青島市と北京との移動時間も大幅に短縮される見込みだ。
さらに北京ー天津間の高速鉄道も五輪前に完成するという。115kmの距離をわずか30分で結ぶだけではなく、朝晩のラッシュ時には3分ごとに発車する予定で、バス並のダイヤを達成する。(翻訳・編集/KT)
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