2015年4月2日、台湾・中時電子報は記事「フランスで人種差別にあったGACKT、『マナーがない中国人観光客の影響だろう』とコメント」を掲載した。

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日本のミュージシャン、GACKT氏はメールマガジンで、フランスで受けた人種差別について明らかにしている。ホテルのビュッフェで食事を採る際、アジア系は奥に案内され、白人は入り口付近に案内された。GACKT氏はわざと入り口付近に座り、奥に移るよう言ってきた店員に理由を問いただしたところ、何も言えずにすごすご引き返したという。

日本では絶賛されたGACKT氏のコラムだが、中国では怒りの声が上がっている。というのもコラム後半ではホテルがアジア系を奥に案内した理由は中国人観光客のマナー違反があるためと断罪しているためだ。

「マナーのない中国人の団体客を見ると、 ガッカリすることだって多い」「そんなマナーのない奴等にウンザリしている色んな国の人も多いんだろう」とばっさり。すべての中国人がマナーがないわけではないとフォローしているが、中国ネットユーザーからは「白人はアジア人全体を差別している。差別されているのは中国人、日本人は別といった考えはおかしい」と反論が上がった。（翻訳・編集/増田聡太郎）