2015年4月6日、RFI中国語版は記事＠北京市にペット墓地が出現、ネットで賛否両論」を掲載した。

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5日は中国の墓参りの祭日、清明節だった。毎年清明節の話題となるのが葬儀費用の問題だ。大都市では墓地価格が急騰しお墓が買えない人も出現している。中国政府は海洋葬、樹木葬などの代替手段を奨励しているが、伝統的なお墓を望んでいるケースでも経済的な理由から新たな埋葬手段を選ばざるを得ないとの嘆きも聞こえてくる。

今年の清明節で注目を集めたのがペット墓地出現の話題だ。お墓が買えない人がいる一方でペットにまで立派な墓を作る人が出現するという格差の問題が注目を集めた。「人間の墓地が不足しているのにペットの墓などけしからん」との意見がある一方で、「命に貴賤はない」と擁護する声も上がっている。（翻訳・編集/増田聡太郎）