2015年4月8日、中国のモデルで俳優のフー・ビン（胡兵）が、日本の番組でゴージャスな生活ぶりを見せつけたと批判されたことについて、中国版ツイッターで反論した。新浪が伝えた。

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日本のバラエティー番組の取材を受けたフー・ビンが、北京市内のマンション最上階にある自宅を公開したもの。この時の動画や写真が中国の各ニュースサイトにも登場し話題に。さらにフー・ビンが番組内で、日本を旅行して爆買いする中国人旅行客にも言及し、「1回に10万元（約190万円）レベルの買い物をするのは貧しい人」と語ったとして、ネットユーザーからバッシングを浴びている。

8日、フー・ビンが中国版ツイッターで長文を掲載し、取材を受けたいきさつや番組について説明。中国メディアが番組の一部分だけ抜き出して、都合よく解釈したものだと反論した。

もともとは「中国の若い世代が、いかに努力をして富をつかんだか」を取材したいとのオファーがあり、「両国の国民が互いを理解するいい機会だ」と思い、受け入れたという。番組で紹介された自宅の不動産価値、公開した私物の値段については、「番組で後に付け加えられたものであり、具体的な金額は話していない」としている。

また、高級ブランドの洋服やカバン、靴などは、「20年以上も努力し、積み上げてきたことの結果。仕事の大切なパートナーとも言える。それを公開するのは、ゴージャスな暮らしを見せつけるのとはわけが違う」と語っている。

さらに、友人との会食の様子では、「価値のある話をしている場面は、ほとんど使われていない」と説明。中国のネット上に出回っている写真や記事について、「彼らにとって都合のいい部分だけ抜き出したもの」としている。（翻訳・編集/Mathilda）