尖閣諸島の教科書・外交青書への記述、台湾も抗議声明―米メディア

Record China    2015年4月11日(土) 0時32分

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10日、文部科学省がこのほど発表した教科書の検定結果で尖閣諸島が「日本の領土」と明記されたことを受け、台湾政府が「中華民国固有の領土だ」とする抗議声明を発表した。写真は台湾総統府。

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2015年4月10日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、文部科学省がこのほど発表した教科書の検定結果で尖閣諸島が「日本の領土」と明記されたことを受け、台湾政府が「中華民国固有の領土だ」とする抗議声明を発表した。

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声明で台湾政府は「釣魚台(尖閣諸島の台湾名)は歴史、地質、地理、国際法などさまざまな観点からみて中華民国に属している」と主張。日本の外務省がこのほど発表した15年版「外交青書」でも尖閣諸島、竹島韓国名・独島)を「日本の領土」と明記したことに抗議した。

台湾中央研究所の近代史専門家はこのほど発表した論文で、「釣魚台が台湾に属することを証明する資料は近年ますます多く発見されている。日本が島の名称を変えることは軽視できない。歴史をはっきり説明することは、中国と台湾の研究者が避けて通れぬ問題だ」としている。(翻訳・編集/大宮)

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