天安門事件の元学生リーダーが帰国許可要請の公開書簡、「病気の母と最後の面会を」―米メディア

Record China    2015年4月14日(火) 13時3分

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13日、天安門事件の元学生リーダー熊氏が病気の母親との面会を求め、帰国を認めるよう公開書簡を発表した。同じく元学生活動家で台湾に亡命したウーアルカイシ氏も記者会見を開き、熊氏を支持する旨を明らかにした。AP Photo/Wally Santana

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2015年4月13日、米国際ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトによると、1989年の天安門事件でリーダーだった熊●(シオン・イエン、●は火3つ)氏が、病気で危篤に陥っている母親との面会を求めて、帰国を認めるよう習近平(シー・ジンピン)国家主席と李克強(リー・カーチアン)首相に向けた公開書簡を発表した。

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熊氏は事件により投獄されたが、1992年に米国へ亡命。大学で神学を学び、米陸軍の従軍神父となった。2014年、病気の母親を見舞いたいとビザを申請したものの、ヒューストンの中国総領事館で発給を拒否されていた。母親は80歳で、医師によると余命10日余りだという。熊氏は、「中国は孝道を重んじており、母親を思う気持ちは政治とは全くの無関係だ」とし、公開書簡でもこの点を特に強調している。

同じく元学生活動家で台湾に亡命したウイグル族のウーアルカイシ氏も記者会見を開き、熊氏を支持する旨を明らかにしている。ウーアルカイシ氏も1989年以来、両親に会えないままだという。(翻訳・編集/岡田)

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