2015年4月13日、ロイター通信によると、中国主導で設立準備が進められているアジアインフラ投資銀行（AIIB）について、中国は台湾を創設メンバーに加えないことを明らかにした。

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ロイター通信は13日、中国国営新華社通信の報道を引用し、中国がAIIBの創設メンバーに台湾を加えないことを明らかにしたと報じた。中国国務院（政府）台湾事務弁公室は同日発表した声明で、台湾はAIIBの創設メンバーにならないと述べ、適切な名義で申請すれば参加を歓迎するとの見解を示した。記事では、中国は台湾の主権を認めておらず、米国をはじめとする多くの国々も中国からの圧力により台湾の主権を認めていないと伝えている。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「また始まった…。中国がどの国を入れてどの国を外すかを決めている。他の国はどこも反対しないのか？英国、ドイツ、韓国、オーストラリアよ、こうなることは分かっていただろう」

「中国は誰がどこに属しているかを決めるようになってきたな」

「台湾は中国と世界市場を攻撃してめちゃくちゃにするべきだ」

「台湾はれっきとした国だ。中国主導ではうまくいかないから、すべての国はAIIBへの参加をやめるべきだ」

「この決定にはがっかりだ」

「AIIBに加入したがっている国はすべて、中国から何も勝ち取ることはできない」（翻訳・編集/蘆田）