Record China 2007年8月19日(日) 15時10分
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17日、北京市では五輪に向けた大気汚染改善の実験として乗用車のナンバー規制を開始した。規制初日、北京市内の交通量は3割を下回ったと伝えられ、悪名高い渋滞も解消されたという。
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2007年8月17日、北京市では五輪に向けた大気汚染改善の実験として乗用車のナンバー規制を開始した。
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同規制は、奇数日にはナンバーの末尾が偶数の車、偶数日には奇数の車の通行を禁止するというもの。結果、17日には市内の交通量が3割も減少した。渋滞で知られる北京の中心街でもスムーズに車が流れていると、驚きの声があがった。主な目的である大気汚染の改善については、現在市政府は市内50か所以上の観測所でデータを収集中。20日までのテスト規制終了後、データをもとに五輪期間中の規制実施の可否が決められる。
大気汚染改善、渋滞解消などに評価が集まる一方、乗用車を使えないことへの不満の声も伝えられる。緊急の事態に車が使えなければ困るとの反対意見もあるが、北京市交通局は「例えば急病の患者を病院に連れて行くような場合、申請してもらえれば車の使用を許可する」と説明、このようなケースはすでに数件発生していることを明かした。(翻訳・編集/KT)
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