2015年4月15日、韓国・聯合ニュースは、日本が朝鮮半島周辺で集団的自衛権を行使する際の問題をめぐり、日米韓3カ国が終盤協議に入ったと報じた。

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米韓は14日（現地時間）から2日間、第7回米韓統合国防協議体会議（KIDD）を開催している。今回の協議体会議では、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に備えた米韓連合抑止力の強化と、昨年の米韓安保協議会（SCM）の際、両国が合意した戦時作戦統制権（戦争時に軍隊の作戦を指揮する権限）の移転時期延期のフォローアップが主なテーマだが、日本の集団的自衛権に伴う同盟環境の変化についても議論されるという。

日米両政府は現在、「日米防衛協力の指針」の改定を進めているが、韓国政府は「日本が朝鮮半島周辺地域で集団的自衛権を行使する場合、韓国の事前同意が必要だ」との韓国側の立場を反映するよう働きかけている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「『集団的自衛権』は『韓国侵略』の隠語だ」

「北朝鮮が南下してきても独島（日本名：竹島）は占領しない、ということも書いておいてくれ」

「必ず明文化してくれ」

「事前協議で同意しなかったらどうなる？」

「『事前の同意』と書いて『無条件の同意』と読む」

「息苦しい朴槿恵（パク・クネ）政権。事前の同意なんか必要ない。日本軍が再び韓国の地に進出すればいい」

「日本の集団的自衛権に関しての交渉も、結局、日本の再武装を受け入れろということだ」

「協議なんてうんざりだ。もう南北統一しかない。統一して、米国を追い出し、日本を踏みつけ、中国にも土地は売らない」

「日本の集団的自衛権にはすごく敏感なのに、北朝鮮の核開発にはなぜ鈍感なんだ？」（翻訳・編集/三田）