Record China 2015年4月20日(月) 4時1分
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13日、1990年からの温室効果ガス累積排出量を計算した場合、2016年に中国が米国を抜き、世界一の排出国になることが分かった。写真は安徽省の工場。
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2015年4月13日、ロイターによると、米シンクタンク・世界資源研究所(WRI)の研究で、1990年からの温室効果ガス累積排出量を計算した場合、2016年に中国が米国を抜き、世界一の排出国になることが分かった。15日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。
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WRIの試算によると、1990年からの温室効果ガスの累積排出量は、2016年に中国が1510億トン、米国が1470億トンとなり、中国が米国を超えて世界一となる。
また、ノルウェーのオスロ国際気候環境研究所(CICERO)がWRIとは異なるデータを使用して行った1990年から2020年代までの温室効果ガス累積排出量の試算でも、中国が米国を超えて世界一になることが明らかになった。
CICEROの試算によると2020年代までの温室効果ガスの累積排出量は、多い順に中国、米国、欧州連合(EU)、インド、ロシアとなっており、CICEROのグレン・ピータース氏は「中国は今年中に米国を超えるだろう」と予測している。
ピータース氏は「数年前まで、中国は国民1人当たりの温室効果ガス排出量が少なかったため、負担すべき歴史的責任も比較的小さかった。しかし、こうした状況は急速に変化している」と指摘した。(翻訳・編集/秋田)
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