2015年4月16日、来月開幕する第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門のノミネート作品に、ジャ・ジャンクー（賈樟柯）監督の「山河故人」、ホウ・シャオシェン（侯孝賢）監督の「黒衣の刺客」（中国語タイトル：聶隱娘）が選ばれた。新華が伝えた。

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来月13日にフランスで開幕する第68回カンヌ国際映画祭。16日、最高賞にあたるパルムドールを競うコンペティション部門にノミネートされた17作品が発表された。

ジャ・ジャンクー監督の「山河故人」は、北野オフィスが製作に加わる日中仏合作映画。02年の「青の稲妻」に始まり、ジャ監督作品がコンペ部門にノミネートされるのはこれで4回目だ。前回のカンヌでは日中合作映画「罪の手ざわり」が脚本賞を受賞。先月には、カンヌフランス映画監督協会による功労賞「ゴールデン・コーチ賞」を贈られている。

台湾の巨匠ホウ・シャオシェン監督の「黒衣の刺客」は、人気女優スー・チー（舒淇）や俳優チャン・チェン（張震）のほか、日本から妻夫木聡が出演している。ホウ監督の作品がコンペ部門にノミネートされたのは、93年「戲夢人生」から数えてこれが7回目となった。

なお、受賞作は最終日の来月24日に発表される。（翻訳・編集/Mathilda）