2015年4月16日、台湾・中央社によると、韓国の世論調査で8割以上の国民が「セウォル号のような特大の海難事故が再び発生する」と考えていることが分かった。環球網が伝えた。

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セウォル号の沈没から丸1年を迎えたのに合わせて、韓国メディアが成年男女1000人を対象に調査を行った。この結果、85．8％の人が「セウォル号と同じくらいの事故がまた発生すると思う」と回答。また、29．4％の人が「同様の事故が発生する可能性は極めて高い」と答えた。

このほか、セウォル号の事故発生後の韓国社会について、19．4％の人が「ますます危険になった」と回答し、「より安全になった」（14．8％）と感じる人を上回った。また、63．5％の人が「安全意識が高まったとは思えない」と答え、「対策に対する政府の意欲や能力は十分ではない」と考える人は30．6％に上った。27．8％の人が「人々はこの事故の痛みをすぐに忘れてしまうだろう」と指摘している。（翻訳・編集/野谷）