中国主席、パキスタン訪問で大規模インフラ支援表明=安全保障でも連携強化へ―米メディア

Record China    2015年4月21日(火) 9時32分

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20日、中国の習近平国家主席はパキスタンを訪問し、首都イスラマバードでシャリフ首相と会談した。

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2015年4月20日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席はパキスタンを訪問し、首都イスラマバードでシャリフ首相と会談した。新疆ウイグル自治区とパキスタン南西部を結ぶ鉄道整備など「中国パキスタン経済回廊」計画を中心に、460億ドル(約5兆5000億円)規模のインフラ支援を表明したとみられる。米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)が伝えた。

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計画では同自治区のカシュガルとパキスタン南西部のグワダル港を結ぶ鉄道を建設する。中国はこれを足がかりに中央アジアへ進出し、中東地域と自国を結ぶ石油輸送ルートを整備したい考えだ。

一方、米国務省関係者はこのほど「米国は『経済回廊』計画を支持する。米中両国の経済連携に寄与するものだ」と歓迎。パキスタン政府関係者は「習主席の訪問は中国とパキスタンの国際戦略、新たな形の経済関係を志向している。安全保障分野でも連携を深めるだろう」と期待を示した。両国は中国からパキスタンへ潜水艇8隻を輸出することでも合意する見通しだ。(翻訳・編集/大宮)

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