安倍首相、訪米が成功するかどうかは「歴史にどれだけ誠実に向き合うかにかかっている」―米紙

Record China    2015年4月21日(火) 6時9分

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20日、米紙ニューヨーク・タイムズは20日付の社説で、安倍晋三首相が今月下旬の訪米を成功させるかどうかは、日本が第二次世界大戦で行った残酷な行為に対して安倍首相がどれだけ誠実に向き合えるかどうかにかかっていると述べた。写真はアメリカ合衆国議会議事堂。

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2015年4月20日、米紙ニューヨーク・タイムズは20日付の社説で、安倍晋三首相が今月下旬の訪米を成功させるかどうかは、日本が第二次世界大戦で行った残酷な行為に対して安倍首相がどれだけ誠実に向き合えるかどうかにかかっていると述べた。

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ニューヨーク・タイムズは20日付けの社説で、安倍晋三首相の今月下旬の訪米が成功するかどうかは、日本の開戦の決定、中国や韓国に対する残酷な侵略、戦時中に多数の女性に「慰安婦」という強制的な性奴隷の仕事をさせたことなどについて、安倍首相がどれだけ誠実に向き合えるかどうかにかかっていると述べた。

歴史問題はこれまでに解決されるべきものだったと指摘し、解決していないのは、安倍首相や彼を取り巻く右翼主義の政治家たちが歴史に疑問を投げかけ続けており、さらには歴史を書き換えようとさえしていることによって、周辺国との緊張関係をあおっていると主張している。また、韓国、中国それぞれとの間で領有権問題を抱えている島に関して、中学校の教科書に日本の領土であると記載したことについて、韓国と中国が批判していることにも言及している。安倍首相が今回の訪米で日米同盟を強化し、環太平洋連携協定(TPP)を進展させるられるかどうかは、右翼主義の支持者たちを脇へよけて、アジアの安定を弱めるのではなく強めるような雰囲気を作ろうとするかどうかにかかっていると主張している。(翻訳・編集/蘆田)

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