2015年4月21日、新京報は韓国・聯合ニュースの報道を引用し、韓国の16年から20年までの国防予算は232兆5000億ウォン（約25兆6000億円）に達する見通しだと伝えた。

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韓国国防部が20日に発表した国防中期計画では5年間の国防予算を大幅に拡大し、北朝鮮の核ミサイル対策を強化するとしている。

232兆5000億ウォンのうち、155兆2000億ウォン（約17兆1000億円）は軍隊の維持費に充て、残りは軍事能力の拡大のため使用する。敵の攻撃を探知し、先制攻撃を行う防衛システム「キルチェーン」の構築には6兆ウォン（約6600億円）を投じる計画だ。このシステムにより、北朝鮮が韓国に向けてミサイル発射準備を始めた場合、30分以内に攻撃を仕掛けることが可能とされている。（翻訳・編集/野谷）