熱帯系の「殺し屋」有害植物異常発生!地球温暖化の影響か?―広東省白雲山

Record China    2007年8月21日(火) 21時30分

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20日の報道によると、広州市白雲山風景区では29種の有害植物が繁殖。他の植物の生育を妨げ、白雲山総面積の9.8%に当たる200万平方メートルが有害植物の被害を受けているという。

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2007年8月20日の報道によると、広東省広州市中山大学で19日、「海峡両岸青年環境保護交流会」が開かれた。

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その席上、中山大学生物防治国家重点実験室主席教授彭少麟氏は、広州市白雲山風景区において他の植物の生育に有害な「殺し屋」植物29種が発見されたと報告。

地球温暖化と二酸化炭素濃度の上昇により、熱帯気候を好むこれら29種の植物が白雲山にはびこり、圧倒的な速度で成長するため他の植物の生育を妨げているという。

彭教授によれば、すでに白雲山総面積の9.8%にあたる200万平方メートルが有害植物の被害を受けているとのこと。

現在白雲山管理局は人工間伐と除草処理を行ない、有害植物の成長を抑えている状況。また中山大学とともに、生物学と化学の両面から有害植物の有効的な除去方法を探す共同研究プロジェクトをおこなっていると彭教授は説明。広州市はこのプロジェクトを重点科学技術研究項目として100万元(約1600万円)を助成するという。(翻訳・編集/本郷智子)

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