韓国人気グループEXOの華人メンバーの解約問題を韓国メディアが分析=「中国市場の魅力」が一因―中国紙

Record China    2015年4月27日(月) 13時45分

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23日、韓国メディア・聯合ニュースは、韓国の人気グループEXOの華人メンバー、タオの事務所解約問題について、その原因などを分析した。写真はタオ。

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2015年4月23日、韓国・聯合ニュースは、韓国の人気グループEXOの華人メンバー、タオ(黄子韜/ホアン・ズータオ)の事務所解約問題について、その原因などを分析した。24日付で中国新聞社が伝えた。

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タオの父親は22日、中国版ツイッター上でタオの事務所との契約解除を表明。理由として、健康上の問題やEXOの所属事務所であるエスエムエンターテインメント社のタオに対する扱いに不満があったことなどを挙げた。

14年5月と10月に同じ華人メンバーのクリス(呉亦凡/ウー・イーファン)とルハン(鹿[日含]/ルー・ハン)が同社に解約を要求した。同社は残ったメンバーの離脱を避けるため、中国にワークショップを設立して個人活動を支援する方針を打ち出したが、タオはその対象にはならなかった。この扱いもタオの父親が解約を申し出た大きな原因となったと見られている。

中国のマネージメント会社のある関係者は「華人メンバーは、韓国で成功して富と名誉を得ようと考えていたが、実際の収入や事務所のサポートが彼らの考えていたものとは違っていた可能性がある。そのため、帰国して大きな魅力を持つ中国市場でさらなる発展を目指そうと考えたのかもしれない」と語る。

また、別の業界関係者は、華人メンバーが韓国でトレーニングを受けたり、活動する中で、韓国語や韓国文化だけでなく、生活や芸能活動そのものにもなじめず、疎外感を感じていたことも解約騒動の一因になっていると指摘する。

一方で、韓国の人気ユニット・スーパージュニア(Super Junior)のメンバーだった時に同社を相手に訴訟を起こして脱退した後、中国に戻って歌手・俳優として活躍しているハン・グン(韓庚/ハンギョン)とは異なり、ファンは相次ぐ解約騒動にすでに辟易(へきえき)していると分析されている。

現在、ファンの望みはタオ本人が解約について直接発言していないことである。タオの父親は、自分の決定をタオは承知していないとしており、同社もタオの父親との話し合いを継続したいと表明している。(翻訳・編集/秋田)

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