Record China 2015年6月15日(月) 8時2分
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12日、日本を訪れる中国人観光客が増加する中、中国のインターネット上にある中国人女性の日本旅行の体験談が掲載された。写真は東京。
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2015年6月12日、日本を訪れる中国人観光客が増加する中、中国のインターネット上にある中国人女性の日本旅行の体験談が掲載された。
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母親は私のことを子どものころから「仇日」だったと言っていた。だが、1月に数日、東京を旅行して帰ってきてからは、今日までずっと日本を褒め続けている。ちょっとおおげさかもしれない。
東京ではこんなことがあった。地下鉄の駅の階段を下りていたとき、最後の2段というところで、私は左足を見事にひねってしまった。左足が弧を描き、身体ごと地面にドスン!幸い厚着をしていたので身体は問題なかったが、足首はどうしようもないほど痛んだ。どうやら去年、台湾で転んで痛めたところが癖になっているようだ。一緒に旅行した友人が起こそうとしてくれたが、しばらく立てなかった。
すると、その数分の間に5、6人の日本人から「大丈夫?」と声をかけられ、病院まで送ろうかとも言ってもらった。とても感動した。中国ではきっとみんな無視するだろうと心の中で思った。その後、駅構内のドラッグストアに薬を買いに行ったが、店員は中国語ができず、英語もイマイチ。足の痛みと焦りから、薬を買うことをあきらめかけたが、ラッキーなことに買い物を終えて店を出ていったお客さんが戻ってきて通訳をしてくれた。どうして病院に行かなかったのかって?保険に入ってなかったのよ!
それから、私は足を引きずりながら友人と共にラーメン店に入った。注文を終え、足の痛みに耐えられなくなった私は、靴を脱いで先ほど買った薬を塗ろうとした。すると、店員さんがこちらにやってくるではないか。「マナーが悪い!靴を脱ぐな」と言われるのかと思っていたが、思わぬことに彼は絆創膏を差し出した。どうやら、私が靴擦れでもしているのだと思ったようだ。その瞬間、私はこの上なく感動してしまった。世の中には人情味と愛があるもんだなあ。
そんなこんなで中国に帰国し、街を歩いていたときのこと。私はまたもや転んでしまった。やっぱり痛めた左足だった。日本のときと同じように、しばらくその場で立てずにいたが、目の前の人の流れは止まることはなかった。(翻訳・編集/北田)
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