2015年4月26日、韓国・ニューシスは、円安が加速し韓国を訪れる日本人観光客は減少する一方、日本に向かう韓国旅行者は増加しており、また観光客の消費パターンも変わってきている現状を伝えた。

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韓国大手ネット通販会社が過去1カ月（3月23日〜4月22日）の日本旅行関連商品販売の状況を調査した結果、前年比で最大18倍に急増していることが分かった。円安が続いている上、格安航空会社の日本地域路線就航が増えていることも需要増加に一役買っている。名古屋や沖縄、対馬などが人気だ。

一方、韓流に乗って日本に進出した韓国企業は円安に苦しんでいる。化粧品の対日輸出は2013年から減少が続いており、大韓化粧品産業研究院によると、日本で韓国の輸出化粧品が占める割合は、2013年には12．3％だったが、昨年は7．7％に減少した。化粧品業界では円安で高価な化粧品が売れなくなっている。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「韓国製品が売れなくなったからって愛国心うんぬん言ってるけど、『国産品を買おう』じゃなくて、買いたくなるものを作れ」

「韓国製品が売れないのは、レベルの低い国内企業のせいなのか？」

「低品質の国産品に高い金を使うは必要ない」

「韓国の経済水準にしてはあまりにも高い国内製品。円安で安価・高品質の日本製を購入するのが賢明だね」

「日本が嫌いだから現代自動車の高級車を買ったけど、日本車の方が上なのは否定できない事実だ」

「情けない大韓民国。私の祖国」

「日本は先進国で、韓国は中進国ではないか？ドル保有もすごく差がある。日本と比べても仕方がない。それに、韓国にも買う物はたくさんある」

「為替レートうんぬんの泣きごとは止めて、競争力をつけよう」

「日本市場で太刀打ちできなかったサムスンや現代は言葉がないね」

「同じ価格なら韓国人は日本製品を買うのに、価格まで安いとなると輸出はだめだね」（翻訳・編集/三田）