韓国・朴大統領、首相辞任で声明「国民に心配かけ残念」=秘書官が代読に野党から不満―中国メディア

Record China    2015年4月29日(水) 21時20分

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28日、韓国の朴槿恵大統領は、李完九首相が辞任したことについて、「国民に心配をかけ、残念に思う」との声明を大統領府広報首席秘書官を通じて発表した。だが、秘書官が代読したことに、野党側から「誠意」を疑う声が上がっている。写真は朴大統領。

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2015年4月29日、中国・環球時報(電子版)によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は28日、建設会社前会長からの裏献金疑惑を受けて李完九(イ・ワング)首相が辞任したことについて、「国民に心配をかけ、残念に思う」との声明を大統領府広報首席秘書官を通じて発表した。だが、朴大統領が健康がすぐれないとして、広報首席秘書官が代読したことに、野党側から「誠意」を疑う声が上がっている。

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韓国・聯合ニュースによると、朴大統領は声明で、「国政の空白を最小化するため、残念だが(李首相の)辞表を受理した。今回の問題で国民に心配をかけ、残念に思う」「誰が関わっていようが、腐敗は容認できない。これを機に必ず新しい政治改革を行うべきだ」などと述べた。

韓国・ニューシスによると、朴大統領の声明を、与党・セヌリ党は積極的に評価した一方で、野党側からは「代読による謝罪にすぎない」との声が上がった。

最大野党・新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は、「大統領自身が裏献金疑惑の受益者だ。自らの側近が受けた疑惑に対し、大統領は正式な謝罪表明をすべきではないとでも思っているのか」と述べ、朴大統領の「誠意」に疑いを示した。(翻訳・編集/柳川)

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