米議会演説で謝罪の言葉を濁した安倍首相=「終戦記念日には真摯な謝罪と反省を述べよ」―米メディア

Record China    2015年5月4日(月) 10時35分

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3日、CNNは「世界中からの注目を浴びて米議会で演説をした安倍首相はアジアでの戦争責任については言葉を濁し、修正主義的歴史観が人々にもたらす不安と緊張を打ち消す機会を失った」と伝えた。写真は米国で起こった反安倍首相のデモ。

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2015年5月3日、環球時報によると、CNNは「世界中からの注目を浴びて米議会で演説をした安倍首相はアジアでの戦争責任については言葉を濁し、修正主義的歴史観が人々にもたらす不安と緊張を打ち消す機会を失った」と伝えた。以下はその概要。

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安倍首相の「健忘症」は日本の国際的イメージにとっては有害なもので、しかも中国と韓国を激怒させている。米政府は「中国に共同で対抗すべき」という理念を共有するため、歴史問題に対するハードルを下げた。

日本による占領時、中国と朝鮮で多くの女性が慰安婦にされたという問題について、安倍首相は直接謝罪することなく、「歴代首相の立場を維持する」と述べるにとどめた。

安倍首相には、この問題に言及する機会がまだ残されている。日本が投降した日、8月15日だ。その時の発言の内容が正確でなければ、被害者は正当な扱いを受けたとはいえず、韓国との関係を改善して未来志向に臨むことはできない。

終戦記念日での演説の主な聴衆は戦争の被害者たちだ。現在の問題は、安倍首相が真心のこもった演説をするかどうか、日本の過去の行いを認識し、理解し、戦争で犯した罪について明確で真摯な謝罪をし、反省できるかどうかだ。未来に目を向けるのは間違った態度ではないが、終戦記念日の際に重点を未来に置くことは間違っている。戦後70年間、日本は隣国と本当の和解に到ることができなかった。真摯(しんし)に過去を反省しなければ、本当の和解はありえず、日本と隣国との関係が開けていくことはないだろう。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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