Record China 2015年5月7日(木) 18時14分
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4日、米国の専門家は「韓国核武装論」に関する報告書で、「韓国は5年以内に数十個の核兵器製造が可能だ」と指摘している。写真は韓国国旗。
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2015年5月4日、中国・環球時報(電子版)によると、米国の専門家は「韓国核武装論」に関する報告書で、「韓国は5年以内に数十個の核兵器製造が可能だ」と指摘している。
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4日付の韓国・聯合ニュースによると、報告書では「米中が北朝鮮核問題で袖手傍観したり、日本が核兵器入手を計画するなどした場合、韓国が核兵器製造に乗り出す可能性も排除しない」と指摘。「韓国はすでに原子力発電所で数百個の核兵器製造が可能なプルトニウムを確保しており、核弾頭設計・運搬の能力も加えれば、5年以内に数十個の核兵器製造が可能だ」と分析した。
米国科学者協会(FAS)のチャールズ・ファーガソン会長が先月27日、米国の核不拡散専門家や官僚、議会関係者などと会い、同報告書を回覧した。「韓国核武装論」は米政界では現実味に欠ける主張とみなされている。だが米韓両政府が4月中旬に原子力協定の改定に仮署名したことから、核不拡散専門家らによる今回の主張に関心が寄せられている。
報告書では「韓国は国際非拡散体制の強力な守護者であり、米国から拡張抑止力を提供されており、核武装に出ないという見方が支配的だ」とした一方で、「北東アジア情勢の変化の中で国家安保が重大な脅威に直面する場合、核武装の道に進む可能性もある」としている。
ファーガソン氏は、報告書について「韓国が核兵器の研究開発にすでに着手したと主張するものではなく、注意を促すためのものだ」とした上で、「米中が北朝鮮核問題の解決に向けた力を強めない場合には、この仮説が現実のものとなる可能性がある」と述べた。(翻訳・編集/柳川)
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