2015年5月4日、長江商報によると、中国高速鉄道の海外進出が佳境に入っている。

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中国鉄道車両製造メーカー大手、中国北車と中国南車の合併が間近に迫っている。合併後の新企業は売上高1951億元（3兆7700億円、2013年）と世界最大手となる。さらに海外メディアの報道ではカナダ重工業大手ボンバルディアの鉄道事業の買収について協議が進んでいることが明らかとなった。

習近平（シー・ジンピン）政権は国務院直属の大手国有企業である中央企業の合併再編を推進し、国際的競争力を持つ巨大企業を作ろうとしている。その先駆けが中国北車と南車の合併だ。海外企業と比べてコストパフォーマンスで優位性を持つ両社の海外進出は順調で、4月22日にはインドネシアから60億ドル（約7210億円）の受注に成功している。また、米国、インド、ロシア、アフリカなど各地で積極的な売り込みを続けている。（翻訳・編集/増田聡太郎）