2015年5月4日、韓国・ニュース1は、月末の任期満了に基づいて行われる自民党総裁選と関連し、現総裁の安倍晋三首相が無投票で再選されるという観測が党内で優勢であるとする日本メディアの報道を伝えた。

【その他の写真】

日本メディアは、高い内閣支持率を基に、強固な政権基盤を維持する阿部首相に対抗して出馬しても勝算がないという雰囲気が支配的であり、「ポスト安倍」の候補にはまだ顕著な動きがないと伝えた。安倍首相は最近、米国訪問中の同行記者団に「出馬する資格のある人は雲のように多い」とし、自分の今後の方針については、「（首相として）国会で結果を出すために全力を尽くす」とだけ述べた。記事は「政権運営の最大の難関とされる安全保障関連法案の審議が控えているため、安倍首相は総裁選には気を使っていられないものとみられる」とした。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。

「安倍のようなやつの競争相手がいないなんて…。恐ろしい国だ」

「安倍を阻むやつがいない。それが問題だ」

「対抗馬がいないなんて、一体どんな政党なんだ」

「安倍は独裁者になった」

「こうなると、第3次世界大戦勃発もあり得る」

「日本国民と政治家たちが安倍の使用人として転落していく姿を見るようだ」

「競争相手もなく、無投票だと？これが民主主義か？日本にはもう民主主義がない」

「日本全体が安倍の政策を望んで支持している中ではやむを得ないのだろう。韓国は国防と外交をしっかり固めて、今後起きることへの準備をしておかねばならない」

「選挙をしないのか？」（翻訳・編集/三田）