2015年4月29日、ゴールデンウィークの初日、都内でも屈指のスイーツ店激戦区・表参道で台湾の超人気店がオープンした。従来の概念をくつがえすリッチなかき氷を提供する「アイスモンスター」は各メディアでこぞって紹介され、GW期間中に最大で7時間待ちの行列をなす人気ぶりを見せつけた。

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本店は台湾・台北に1997年に開業。削った氷にシロップをかけるこれまでのスタイルと違い、氷そのものに素材の味を凝縮させた「アイスフレーバーロック」が最大の特徴だ。現地でも多い日は2500人以上が行列するたいへんな人気で、日本人観光客にとってもメジャーなグルメスポットとなっている。2013年には米テレビ局・CNNによって「世界のデザートTOP10（Best Dessert 10）」にも選出されている。

連休期間中に日本を観光で訪れた中国人の中にも行列に並んだ人がいた模様で、中国版ツイッター・微博では「ほんとにスゴイ行列だった」「オープンしたてだからか、4時間半待ちだって」「やっと食べられたーううう」といった投稿が散見された。

このアイスモンスター、実は中国・北京でも2014年9月に進出を果たしており、たいへんな人気だという。同じく中国版ツイッターには、

「超おいしい！」

「北京が上海より優れている点と言えば、アイスモンスターとイーオンがあるところかな…」

「なんてこと！北京にもできたんだ！みんな、早く食べに行った方がいいよ〜。個人的には、世界でいちばんおいしいスイーツだと思う」

「けっこうおいしいけど、台湾で食べた方が安いな」

などと書き込みされている。

北京市傘下の観光情報サイト・北京旅游網も、同店を「北京で最もおいしいアイスクリーム店」のひとつとして紹介している。また、中国最大のグルメレビューサイト・大衆点評でも「北京で最も優れたスイーツ/ドリンク店」で1位を獲得している（2015年5月7日現在）。ユーザーからの平均評価は、「味8．9点」「雰囲気8．8点」「サービス9．0点」と高得点を叩きだしており、平均客単価は39元（750円）だという。(翻訳・編集/愛玉)