中国人観光客の行為に中国ネットは「救いようない」とあきれ顔、日本ネットは「いつものこと」と冷ややか

Record China    2015年5月11日(月) 5時20分

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「絶世の美女」の胸をつかんだり、紅軍兵士の彫像にまたがったりして記念撮影するなど、中国人観光客の身勝手な行為が中国のネットユーザーの間で物議を醸している。相変わらずの光景に日本のネットユーザーは冷ややかだ。写真は米国で記念撮影をする中国人観光客。

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2015年5月9日、「絶世の美女」の胸をつかんだり、紅軍兵士の彫像にまたがったりして記念撮影。中国人観光客の身勝手な行為が中国のネットユーザーの間で物議を醸している。相変わらずの光景に日本のネットユーザーは「いつものことです」などと冷ややかな視線を送っている。

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中国・法制晩報は5日付の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、「中国の絶世の美女、楊貴妃が入浴したことで知られる華清池(中国陝西省西安市)で観光客らが楊貴妃像の太もも部分に抱き付いて記念撮影をしたり、胸をつかんだりする光景が目にされた」と伝えた。現地の係員の制止に対し、「入場料を払っているのに胸を触って何が悪い?」と暴言を吐く観光客もいたという。

さらに人民網によると、中国国家旅遊局は、陝西省延安市呉起県勝利山景区に置かれた紅軍兵士の彫像にまたがり記念撮影をした男性の名前をブラックリスト「全国観光客非文明行為記録」に10年間掲載すると発表した。呉起県勝利山景区は、監督不行き届きを理由にA級観光地指定から2年間除外された。

記念写真を撮るとなると場所を選ばないようで、新華網はニュージーランドで今年初頭には道路のど真ん中に車を止めて記念撮影し大渋滞を引き起こした中国人観光客が、新聞1面を飾るなど、中国人の評判を台無しにしている、とも報じている。

繰り返される中国人観光客の傍若無人な振る舞いに中国のネットユーザーは

「話にならないほどレベルが低い。恐ろしい」

「金を払ったからといって何をしても許されると思うのは間違っている」

「親の顔が見たい」

「子どもが見たら何と言うだろう」

「一部の中国人のマナーの悪さは救いようがない」

「海外の観光地に行った時、中国語で書かれたマナー順守の看板を見かけた。その必要性がやっと理解できた」

などと怒りを通り越し、あきれ果てた様子。

こうしたニュースに日本のネットユーザーからは

「いつものことですが何か?」

「今に始まったことじゃないと思いますが…?」

「恥ずかしという感情はないのだろうか? 不思議だ」

「これって中国では当たり前じゃなかったの?」

「昔の日本人もそういった傾向はあったかもしれないが、そこまで恥知らずではなかったね」

「こういう人のいる中国をまさに『歴史教育の失敗』」と言うのだろう」

「まだまだ中国人の旅行マナーは発展途上国だね」

「中国トップが傍若無人では国民性にも出ますね」

などのコメントが集まった。(編集/KU)

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