Record China 2015年5月11日(月) 8時20分
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10日、日本に住む韓国人男性がこのほど、「日本生活を通して感じた日本人の嫌韓感情」と題するブログを掲載した。写真は東京・渋谷。
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2015年5月10日、日本に住む韓国人男性がこのほど、「日本生活を通して感じた日本人の嫌韓感情」と題するブログを掲載した。以下はその内容。
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日本人に嫌韓感情が全くないとは言えない。メディアは毎日のように「日韓関係悪化」と報じているし、インターネットで「韓国」と検索すると、韓国についての悪いうわさやコメントが出てくる。日本で生活している人が韓国に良くない印象を抱くことは仕方のないことなのかもしれない。特に、韓国をよく知らない人がニュースをうのみにして、韓国を嫌いになるのは自然なことのようにも思える。
実際に日本で生活していると、ごくたまにではあるが、差別を感じることがある。ひどい時には「朝鮮人だ」と指をさされたこともあった。個人的な考えだが、韓国を極端に嫌う人の多くはお年寄りで、心に何か痛みを抱えている人だ。
日本にいて一番感じるのは、日本人には歴史を客観的に考える機会が少ないということ。もちろん、「日本は戦争をするべきではなかった。子供たちに正しい歴史を伝えていくべきだ」と話す人もいる。しかし、日本には「調和」を大切にする文化があり、周りと違う行動を取ってはいけないという雰囲気が流れているため、大きな声で主張できないのだという。
しかし、不思議なことに、日本に来てから僕はたくさんの人たちに助けてもらったし、日本人が大きな心の支えになった。僕が出会った日本人はみんな、最初は距離を置いて付き合い、なかなか本心を見せてくれなかった。しかし、その段階を超えると、とても温かい心で日本の友達と同じように接してくれた。日本人の心からの優しさに初めて触れた時には、なぜだかわからないがとても感動した。
結局、僕が言いたいのは、日本が好きで日本で生活してみたいと考えている韓国人が、嫌韓デモなどのニュースを見てためらっているのなら、それは必要ないということ。メディアや一部のネットユーザーが大げさに主張しているだけで、実際、嫌韓デモをする集団は日本人からも後ろ指を指されている。ただ、日本と韓国は正反対の文化を持っているから、日本で生活したければ、できるだけ早く日本の文化を理解し、彼らに合わせるべきだ。「俺は韓国人だ!」と誇りを持つのはいいが、あまりに強情な姿勢を貫いていると、日本人の嫌韓感情が広がってしまうかもしれない。人と人との関係に国や政治は関係ない。今からでも遅くないから、韓国人はこれから「韓国の良いところ」を日本人に見せていけば良いのではないだろうか。(翻訳・編集/堂本)
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