<中国軍事力報告書>中国が南シナ海に前線基地建設、地域の緊張もたらす―米国防総省

Record China    2015年5月10日(日) 21時43分

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10日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「米政府が中国軍事力分析の報告書、南シナ海での大規模埋め立てを指摘」を掲載した。中国は周辺海域における領有権主張を拡大し地域情勢の緊迫化を招いたと指摘している。写真は米国防総省。

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2015年5月10日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「米政府が中国軍事力分析の報告書、南シナ海での大規模埋め立てを指摘」を掲載した。

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米国防総省は8日、中国の軍事、安全保障に関する年次報告書を発表した。100ページ近い報告書には中国の軍事戦略、過去1年間の軍事力増強がまとめられている。

同報告書は、中国は米国との軍事衝突を目指してはいないが、周辺海域における領有権主張を拡大し地域情勢の緊迫化を招いたと指摘している。とりわけ南シナ海では5つの島嶼で大規模な埋め立てを実行している。その面積は昨年12月時点で約2平方キロだったが、4カ月後の現在、約8平方キロにまで拡大している。5カ所のうち4カ所で埋め立て作業はほぼ終了し、港湾や施設、飛行場の建設などインフラ整備に移っているという。(翻訳・編集/増田聡太郎

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