2015年5月11日、韓国・中央日報によると、韓国人のチョン・ヘヨンさんが、「韓国人はもっと慰安婦問題に関心を持ち、積極的に世界に知らせていくべきだ」と訴えた。

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チョンさんは昨年1月、米国グレンデール市で慰安婦少女像に献花する米国連邦下院議員に遭遇した。同議員が日本メディアとのインタビューで「日本の過ちと慰安婦の歴史は否定できない」と話す姿を見て、当事者である韓国人が何もしていないという事実に恥ずかしさを感じたという。

チョンさんによると、日本人や日系米国人は慰安婦少女像の撤去を求めるため、グレンデール市に一日に数千通のメールを送ったり、米国裁判所に訴訟を起こすなど、積極的に活動を続けている。一方、韓国人からは慰安婦少女像設置に対する感謝のメール1通すらないという。

今年2月、米カリフォルニア州1審裁判所は少女像の撤去訴訟を棄却したが、日本側は控訴し続けている。チョンさんは、「同訴訟にグレンデール市の税金を使うことを市民が反対する可能性があり、今後は韓国の役割が重要となる」と訴えた。また、チョンさんは慰安婦問題を外国に広めることに力を注いでおり、今年は中国で慰安婦関連の行事を開催する予定だという。チョンさんは「韓国で慰安婦問題の解決を訴える『水曜集会』を10年間しても動じない日本が、グレンデール市の動きにはイライラしている。慰安婦関連行事が海外各地に広がれば、日本が歴史を謝罪するのに何らかの力になるはず」と語った。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国人はみんな慰安婦問題に関心を持っているし、できる限り協力したいを思っている。ただその方法を知らないだけだ」

「韓国人はもともと、お金にならないことには興味ない」

「慰安婦問題に協力しない韓国人の心は氷のように冷たいね。人ごとだと放っておかずに、もっと関心を持たなければ！」

「『静かな外交』がモットーの無能な朴政権。国民がいくら頑張っても無駄！」

「国家レベルでの対策も必要だが、民間レベルでも感謝のメールくらいは送るべき」

「駐米韓国大使はどこで何をしている？大事な時にどこを遊び歩いているんだか…」

「いまさら何をしても手遅れ。日本が謝罪することはないし、米国も日本の謝罪を諦めた」（翻訳・編集/堂本）