2015年5月11日、韓国の掲示板サイトにこのほど、韓国人男性が日本と韓国のトイレを比較しての感想を書き込んだ。スレ主は、日本は「どこの国の人が好きか」という国際的な調査で必ず上位に入るが、正直で清潔、親切な日本人には、自らの体験からも好感を持っていると書いている。

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新山口駅から博多駅に向かう新幹線で行った車内トイレは、旧式だが清潔だった。終着駅が近くなると、多くの人が使った後なので汚れていそうなものだが、まるで始発駅のようにきれいだった。

韓国の高速鉄道KTXにはよく乗るが、特室（グリーン車）のトイレでも、出発して間もなくすると汚れている。使う人もいい加減だし、列車の管理をする人間も掃除をおろそかにしているのだ。トイレがこうだから、KTX全体が不潔に見えてしまう。

日本人は清潔を善、不潔を悪と考えるという。トイレを清潔に保つのに、特別な技術は要らない。働く人の真心とサービス精神の問題だ。だからそれができないのは、とても恥ずべきことではないか。できないのではなく、やらないのだから。

職場や公共の場所を清潔に保つのは人間の基本。この基本を教えるのが国民の教育であり、道徳だ。KTXの特室を利用する人は韓国の知識層のはず。彼らがトイレをきれいに使えないのであれば、韓国はいくら国民所得が上がっても一流国家とは言えない。（翻訳・編集/和氣）