中国のテニス女王リー・ナを描く自伝映画、ピーター・チャン監督が製作を発表―カンヌ映画祭

Record China    2015年5月17日(日) 17時40分

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16日、香港のピーター・チャン監督が開催中の第68回カンヌ国際映画祭で、女子テニス選手リー・ナの自伝映画を製作することを明らかにした。写真はピーター・チャン監督。

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2015年5月16日、香港のピーター・チャン(陳可辛)監督が開催中の第68回カンヌ国際映画祭で、女子テニス選手リー・ナ(李娜)の自伝映画を製作することを明らかにした。新浪が伝えた。

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米誌「バラエティー」のインタビューで、ピーター・チャン監督が明らかにしたもの。グランドスラムで2度の優勝を果たし、世界ランキング2位にまで上り詰めたスター選手のリー・ナは、昨年のシーズンを最後に引退を発表した。そのリー・ナを描く自伝映画「李娜:我的人生」を製作する。リー・ナが発表した自叙伝「独自上場」をベースにするもので、間もなくヒロイン選考をスタートし、今年7月に正式発表する予定。ヒロインにはスポーツの経験を持つ人が望ましいという。

「君さえいれば/金枝玉葉」「ラヴソング」など数々のラブロマンス映画で知られるチャン監督。最近では、改革開放後の3人の中国人男性のサクセスストーリー「アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ」、奪われた子を捜す農村女性が主人公の「親愛的」と、中国社会を描く作品が続き、今回で3作目となる。

リー・ナはそれまでの中国人アスリートとは一線を画し、伝統や常識を打ち破り、その行動や発言が人々を驚かせ続けた。リー・ナを描くことを決めた理由についてチャン監督は、「彼女に対する好奇心と困惑の思いによるもの」と語っている。テニスには疎いが、リー・ナについてはその魅力にずっとひかれていたという。

製作費は1500万〜2000万ドル(約18億〜24億円)の予定。来年の公開を目指している。(翻訳・編集/Mathilda

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