Record China 2015年5月20日(水) 2時24分
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19日、米シンクタンクの日韓問題の専門家2人が両国の外交問題を解決するための構想を共同で提案したことについて、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。資料写真。
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2015年5月19日、韓国・文化日報によると、米シンクタンクの日韓問題の専門家2人が、両国の外交問題を解決するための「グランドバーゲン(大妥協)」構想を共同で提案した。
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18日、知日派の学者であるブラッド・グロサーマン米戦略国際問題研究所(CSIS)太平洋フォーラム理事と、朝鮮半島の専門家スコット・スナイダー米外交協会(CFR)主任研究員は、ワシントンで行われた牙山政策研究院主催のセミナーで、「日韓両国は過去の問題と領有権紛争を解決し、未来志向の関係を構築するグランドバーゲンまたはグランドリセットをしなければならない」と述べた。
両氏は日本について、「過去に行った罪と不正の国家的責任を認め、韓国に再び軍事的侵略をしないことへの強い象徴的措置として、独島(日本名・竹島)領有権の主張を放棄しなければならない」と要求。さらに「性奴隷としての苦痛を経験した慰安婦被害者個人にも、金銭的賠償をしなければならない」とした。韓国については「過去の問題をこれ以上取り上げてはならない」とした。両氏は「日本も韓国もこの提案を受け入れ、未来志向の関係にしていく最終信号であることを認めなければならない」と述べた。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。
「韓国に妥協するものなんてない」
「謝罪は受けるが妥協はしない」
「過去の歴史を水に流せだと?」
「果たしてそんなことが可能だろうか?日本はいつかは韓国の地を奪い返すために独島は手放さないだろうし、慰安婦問題では自分たちの誤りを認めることになるので、絶対に謝らないだろう」
「それなりに妥当な提案だと思う。ただし、実現の可能性は低い。日本は未来志向というよりも、攻撃的だからね」
「良い提案だが、日本側は受け入れないだろう。韓国に少し有利だ」
「日本と和解して仲良くしたい」
「米国が主張する日韓の未来志向の関係とは、日本の自衛隊が集団的自衛権を使えるようにすることだ。すなわち自衛隊の韓国進出を可能にするという意味だ」
「朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領が日本から受け取ったカネをちゃんと慰安婦に渡していたら、こんな関係にはなっていなかったろう」
「大局的に見たとき、日韓の和解は東アジアでの米国の優位性を維持するために必要なので、米国はこれからも和解を持ちかけてくるだろう。しかし、朴槿恵(パク・クネ)政権でも他の政権でも、日韓和解をしようとする政権は国内の激しい反発に苦しむのは間違いない。政治力で解決するのは難しいだろう」(翻訳・編集/三田)
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