2015年5月19日、韓国・聯合ニュースによると、韓国外交部の尹炳世（ユン・ビョンセ）長官は同日、国連教育科学文化機関（ユネスコ）のボコバ事務局長と会談し、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録をめぐる問題について、韓国側の強い反対の立場を伝えた。

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「明治日本の産業革命遺産」はユネスコの諮問機関・イコモスから世界文化遺産への登録を勧告されたが、世界遺産委員会の21の委員国のうち韓国は「同遺産の23カ所の施設のうち7カ所は、日本による植民時代に朝鮮半島の出身者に対する強制労働が行われた場所である。強制労働の事実を美化することは歴史をゆがめることになりかねない」として反発している。韓国側の懸念に対し、ボコバ事務局長は「日韓両国が対話で解決すべき」との見解を示した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国政府はもっと積極的にアピールしなければならない。日本が好き勝手に行動しないよう、知恵を振り絞って対策を考えて！」

「明治日本の産業革命遺産が登録されたら、過去に登録された韓国の遺産をすべてボイコットしよう。そして世界に向かって堂々と訴えるんだ。『世界文化遺産への登録に何の意味があるのか？』と」

「結局、世界文化遺産に登録されることになるだろうね。いつも、最後は必ず日本の思い通りになる」

「日本人はいつも『自国の歴史は美しい』と言って回る。被害者の気持ちは考えないの？もうウンザリ！」

「朴槿恵（パク・クネ）政権に『外交力』は存在するのか？あ、国賓訪問の招待状をもらう能力はあるけどね」

「ユネスコ事務局長がまともな人であることを願う。日本の金に負けないで！」（翻訳・編集/堂本）