Record China 2015年5月25日(月) 17時8分
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18日、ハフィントン・ポストは「中国人学生はなぜ大学入学の際に奇策を講じるのか」と題した記事を掲載し、留学を目指す中国人学生特有の現象やその背景について報じた。
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2015年5月18日、ハフィントン・ポストは「中国人学生はなぜ大学入学の際に奇策を講じるのか」と題した記事を掲載し、留学を目指す中国人学生特有の現象やその背景について報じた。20日付で環球時報が伝えた。
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米国の大学への入学を申請する中国人学生が急増しているが、成績証明証の偽造や論文の代理作成、試験中のカンニングなど、どんな手段を使ってでも大学入学を勝ち取ろうとする学生も目立つ。こうした不正行為について、中国人学生特有の現象であると認識している入試事務室の職員も多い。
中国で6年間働いた経験を持つ記者は「中国人はこの問題に対して独特な見解を持っており、中国人学生もある種の被害者である」と指摘する。多くの中国人学生にとって、外国教育が持つ魅力は表面的なものだけではなく、必須の生命線でもある。中国の大学入試制度に適応できない学生にとって、留学は将来生き残るための唯一の選択肢だからだ。
米国の大学への入学プロセスは独特であるため、多くの中国人学生にとっては初めての経験であり、よく分からない部分も存在する。この不慣れな部分を解消するため、親は仲介業者に頼ることが多い。
仲介業者は学生に対して、論文をどう書くか、自分をいかに表現するかなどとともに、TOEFLや本番の大学入試のための手助けをする。学生は最初はこれらの準備を真面目に進めるが、試験が近づくにつれて、その戦略は「真面目な学習=周到な準備」から「一発勝負=奇策を講じる」に変わっていく。
運が良ければ、4カ月後には合格通知を手にすることができる。しかし、学生の前に広がるのは、これまでにもまして苦しい4年間である。授業は基本的にすべて英語で行われるという厳しい大学環境の中で、努力していかなくてはならないからだ。(翻訳・編集/秋田)
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