Record China 2015年5月25日(月) 9時41分
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東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の建設計画が難航し、開閉式の屋根設置が見送りにと報じられたことが海外でも関心を集め、各国のネットユーザーは、さまざまに反応している。写真は東京五輪関連のポスター。
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2015年5月22日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画が難航し、開閉式の屋根設置が見送りにと報じられたことが、海外でも関心を集めている。中国のネットユーザーが「はげ頭」と形容するなど、各国のネットユーザーは、さまざまな反応を示している。
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報道によると、下村博文文科相は18日に東京都の舛添要一都知事と会談した際、約1700億円とされる新国立競技場の建設費のうち、約500億円を都が負担するよう要請。競技場中央の上部に設置予定だった開閉式の屋根について「間に合わない」と述べた。設置は五輪終了後になるほか、観客席の一部も五輪本番では仮設の状態で迎えることになるという。
これについて中国のネットユーザーは
「どうしてはげちゃったの?」
「大丈夫、はげ頭は文化だから」
「雨降ったらどうするの?」
「国はカネがないと言うけど、国民の生活レベルは高いし、福祉も充実してる」
「日本はやっぱりいいよ。できないならできないって言うんだから。もし中国なら、おくびにも出さずに“おから工事”で間に合わせる」
などとコメント。
韓国メディアは「政府が先頭に立って予算を削減する東京五輪と、IOC(国際オリンピック委員会)の分散開催提案を無視して予算をつぎ込む平昌五輪。両都市の大会後の姿が目に浮かぶようだ」と報道。韓国のネットユーザーからは
「五輪をきっかけに経済発展するという発想は時代遅れ。韓国はいまだにそのことに気付いていないが、日本は韓国を見て気付いたようだ」
「韓国の政治家は本当にどうしようもないやつばっかり!」
「日本はさすがだな。先のことを考えて、冷静に判断できる」
「結局、平昌五輪で得をする人は誰だ?」
などの声が上がった。
開閉式屋根の設置延期はAFP通信などを通じて英語のニュースサイトでも報じられ、海外のネットユーザーからは
「オリンピックに巨額のお金を使わなければならない理由が分からない。すでにある競技場を借りればいいのではないのか?」
「日本にはトップクラスの建築家たちがいるじゃないか。なぜ海外のトップクラスの建築家を採用して、途方もないコストをかけようとするんだ?日本の建築家なら、費用も抑えて、もっと現実的な競技場にできるんじゃないのか?“禅”の世界観は簡素でスタイリッシュで、実用的で、日本的でありつつグローバルだ」
「日本は五輪を開催するために他国からの経済的援助が必要になるな」
「オリンピックを開催した国や都市は最後には赤字になるよ。費用を負担できないのなら、東京に招致すべきではなかったんだよ」
「こうしている間にも、福島の人たちは…」
などの書き込みが寄せられた。(編集/KU)
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