昭恵夫人の靖国参拝は「想定の範囲内」―日中関係専門家

Record China    2015年5月22日(金) 11時42分

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22日、人民網は、日本の安倍晋三首相の妻・昭恵夫人が靖国神社に参拝したことについて、専門家の見方を紹介した。写真は靖国神社。

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2015年5月22日、人民網は、日本の安倍晋三首相の妻・昭恵夫人靖国神社に参拝したことについて、専門家の見方を紹介した。

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昭恵夫人は21日、自身のフェイスブックで靖国神社に参拝したことを明かし、「平和で豊かな日本に暮らせることを感謝し、改めて世界平和のために私にできることをやっていきたい」「戦後70年。日本の役割は大きい」などと記した。中国社会科学院の日中関係研究センターの呉懐中(ウー・フアイジョン)研究員は環球時報の取材に、「昭恵夫人の参拝はやや突然だったが、想定の範囲内だったようだ」と語る。

呉氏は「昭恵夫人は通常、安倍氏と行動を共にすることは少ない。彼女がこの時期に参拝し、フェイスブック上で公開するというやり方は、外界から受け入れられやすい。日本には、昭恵夫人は安倍氏の政治カードだという見方もある。支持率低迷時のカンフル剤となるだけでなく、重要な場面では女性ならではの物腰の柔らかさで安倍首相に対する攻撃に打撃を与える」とし、「安倍氏が参拝していれば、大きな反対に遭ったことは間違いない」と分析する。

呉氏はさらに、「われわれは、これが夫婦の共謀であると主観的に見てはならないが、客観的な結果から見て、この行動は安倍氏の歴史認識にプラスに働くだろう。この時期は、安倍政権の戦後70周年の広報活動において非常に重要な時期である。昭恵夫人の靖国参拝は図らずもそれに呼応している」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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