2015年5月21日、韓国のテレビ局SBSは、世界動物園水族館協会（WAZA）がイルカの入手方法に問題があるとして日本動物園水族館協会（JAZA）に除名を通告していた問題で、「最終的に日本が白旗を上げた」と報じた。

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WAZAは、日本の水族館のイルカの多くが和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されていることを問題視し、JAZAに除名を勧告していた。JAZAは会員の投票により、追い込み漁でイルカを入手することをあきらめ、WAZAに残留することを決めた。除名された場合、日本の動物園は希少動物の搬入や研究などに影響が出る。JAZAの荒井一利会長は「イルカの問題だけで離脱するのは困難だった。追い込み漁はWAZAが指摘しているような残忍なものではない」と語った。報道は、「（水族館からの）収入が絶たれた漁民は強く反発しているが、決定を元に戻すことはできない」と伝えた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「伝統かもしれないが、非倫理的であればあきらめなければならない」

「イルカ漁が残酷というが、とにかく日本は民族性自体が残酷で猟奇的だからな」

「内緒で、こっそり漁をするだろう」

「これは国際的なイジメじゃないか」

「イルカ漁より、動物園や水族館をなくせ。こっちの方が動物虐待だ」

「イルカまで捕って食べなくてもよいだろうに」

「何年か経てば、イルカ漁の伝統自体、忘れ去られているだろう」

「日本は罰を与えないと聞く耳持たない国なのか？」

「よく分かった。結局、合理的な結果を得るためには、日本には言葉より力ということだ。朴槿恵（パク・クネ）政権の対日外交政策の参考にしてくれ」（翻訳・編集/三田）