2015年5月26日、日本人に嫁いだ中国人女性は、自身の周りにいる日本人についての体験談を語った。香港誌・鳳凰週刊（電子版）が伝えた。

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東京から離れた場所に暮らす私は、中国人であるが故に差別を受けたことはない。日常生活において家族や友人は日中関係を話題にすることもない。ただ、夫の同僚と一緒に食事をする際、彼らは毎回私に謝罪する。初めのころは彼らの態度に感動していたが、これが毎日のように繰り返されるとその感動も薄れてしまう。

夫の同僚に限らず、家族内でも同様の状況が発生している。義父はお酒が入ると嫁の私に頭を下げ謝罪する。それに私は丁寧におじぎで返している。

息子までもが私に謝ったことがある。中学生の息子は、学校で日本が中国を侵略した歴史を勉強したと私に話し、「あの時の日本人は中国人にひどいことをした、ごめんね」と私に謝った。私は息子の頭をなでながら、「あなたの体には中国人の血が半分流れているのよ、あなたが謝る必要はないわ」と伝えた。（翻訳・編集/内山）