日本の世界遺産登録努力、「戦争の歴史」に足を引っ張られる―米メディア

Record China    2015年5月27日(水) 12時9分

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27日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録を目指す日本に中韓が猛反発していることを受け、「日本の戦争の歴史が登録に向けた努力に影響を及ぼした」と指摘した。写真は軍艦島。

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2015年5月27日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版は、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録を目指す日本に中韓が猛反発していることを受け、「日本の戦争の歴史が登録に向けた努力に影響を及ぼした」と題する記事を掲載した。

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韓国は、産業革命遺産として名の挙がった23施設のうち7カ所について、朝鮮半島出身者に対する強制労働の場となったことを理由に世界遺産への登録に反対する姿勢を示している。中国も同様の立場を取っており、両国から連行された人数は約6万人に上るとの指摘もある。日韓は22日、東京でこの問題を話し合うための会合を開いたが、決着はつかなかった。韓国側の背景にあるのは「多くの人が迫害された事実を無視し、歴史を歪曲(わいきょく)しようとしている」という日本に対する考え方だ。

韓国・釜山大学のロバート・ケリー教授は「韓国は日本に対して敏感に反応し過ぎている感はあるが、その原因は理解できる」と述べ、日本が歴史の事実を認めず、危険な方向に進む傾向がみられる点を指摘した。(翻訳・編集/野谷

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