2015年6月3日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の中東呼吸器症候群（MERS）の感染者数が拡大していることを受け、朴槿恵（パク・クネ）大統領が緊急会議を開いた。

【その他の写真】

朴大統領は、「最初のMERS患者が確認されて以降、感染者は増え続けており、2人が命を落とした。多くの国民が不安を抱えている」とし、「これ以上の拡散を防ぐため、万全を期さなければならない」と強調した。

また、「さまざまな問題に積極的に対処するため専門のタスクフォース（特別チーム）を設置し、問題点の震源地、発生経路、対応策などを徹底的に分析して国民に知らせなければならない」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられた。

「また朴大統領の『幽体離脱』発言が始まった」

「いまさら登場？もう手遅れだよ！！」

「国民に知らせるのは大統領の仕事だ。他人に任せるな」

「経済学を専攻していた韓国保健福祉部の長官をクビにして！旅行専門家さん！」

「小学生レベルの発言（笑）」

「問題点の震源地、発生経路を知らないのは、この国で朴大統領だけ！」

「『知らせなければならない』ではなく、『知らせます』と言うべきでしょ？どこの国の話をしているの？」

「今回ばかりは許せない。MERSよりも、朴大統領の任期があと3年も残っていることの方が恐ろしい」

「セウォル号の船長と朴大統領には共通点がある。それは『無責任な人』ということだ」（翻訳・編集/堂本）