2015年6月4日、今月中旬に予定されている訪米など、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の一連の外交について、日本メディアが「告げ口外交」と報じていると、韓国・ヘラルド経済が伝えた。

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記事は、日本の保守系メディアが「朴大統領が6月に予定している訪米において、反日感情を助長し日米の関係を裂くべく『告げ口外交』を展開している」と報じているとした。また、「韓国メディアは朴大統領の反日政策が韓国を外交的に孤立させ得ると懸念している」との日本側の解釈についても紹介している。

国策研究を行っている日本国際問題研究所（JIIA）の石田康之アジア太平洋安保主任研究員は、ヘラルド経済のインタビューで「朴槿恵大統領の『告げ口外交』により、日本国民と政府は韓国に嫌悪感を募らせる」とし、「（朴大統領の）外交政策により、米国も韓国を批判的に見かねない」と指摘した。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「朴大統領は外交に行くのではなく、ただ韓国から逃げ出すだけだ」

「こんな時に行くのは人間じゃない！」

「本当に米国に行ったら、弾劾を真剣に考えなければいけない」

「国も国民も捨てて米国に行ったら、米国にも受け入れてもらえない」

「今、韓国が大変だから頭を冷やしに行くんだろう」

「別に戻って来なくても…」

「行って国の恥をさらさずに、たっぷり観光して来てください」

「日本の言い分は間違ってない」

「日本にも見捨てられた」

「やっぱり日本のやつらは幼稚だ。好きに悪口を言ってろ」

「朴槿恵大統領のおかげで、もう二度と女性大統領が出なくなる」

「成果も出せずによく海外に行くなあ。旅行費用はみんな私たちの税金だ。息が詰まるなら、家で卓球でもすればいい」（翻訳・編集/和氣）