2015年6月7日、環球時報（電子版）は韓国メディアの報道を引用し、中東呼吸器症候群（MERS）に関する韓国当局の注意喚起に国内では冷たい反応が見られていると伝えた。

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韓国・東亜日報は6日、MERSの感染拡大を防止するため、国民安全処が同日に注意喚起のメールを送信したと伝えた。メールでは、「頻繁に手を洗い、せきやくしゃみは口と鼻を押さえる。発熱や呼吸器系に異常がみられる人との接触を避ける」といった注意を呼び掛けている。

このメールに対し国民は、「感染が拡大していなかった初期に注意喚起を行うべきで、今さら注意を呼び掛けても何の意味もない」との見方が強く、メールを受け取った韓国のネットユーザーから、「今さら予防を呼びかけ？冗談のつもりか？」との声も聞かれている。（翻訳・編集/内山）