2015年6月7日、中国・テンセント（QQ）は韓国メディアの報道を引用し、韓国の国技・テコンドー界のスキャンダルについて伝えた。

【その他の写真】

韓国・朝鮮日報によると、今年4月13〜17日、ソウルテコンドー協会関係者11人は、中国の団体と協議を行うため北京に訪問。ところが、同月14日、同関係者2人が買春により身柄を拘束された。うち1人はソウルテコンドー協会の元会長の親戚で、韓国テコンドー界で大きな影響力を持つ人物。2人は先月19日に韓国で正式に起訴された。買春のほか、関係者11人の北京訪問では必要以上に経費が使われたと疑義の声があり、警察当局は公費の不正使用を含め調査を進めている。このほか、韓国テコンドー界では腐敗や国内大会の判定不正など、さまざまな問題が浮き彫りになっている。

問題が絶えない韓国のテコンドーに韓国のネットでは、「五輪の種目からテコンドーが追い出される日も来るかもしれないな」「こんな人間が子どもにテコンドーを教える資格はない。彼らの行為は見るに堪えない」「テコンドーは心身を鍛えるスポーツ。協会関係者らはテコンドーやスポーツの倫理・道徳に違反している。永久追放すべきだ」と怒りの声が多く聞かれている。（翻訳・編集/内山）