世界比で3倍速の急成長、中国映画市場は4年後に米国を揺るがす?―台湾メディア

Record China    2015年6月11日(木) 15時49分

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急成長を続ける中国映画市場について、19年には年間興行収入が88億6000万ドルに達し、世界トップの米国を揺るがす存在になると予測されている。写真はジャッキー・チェン映画「DRAGON BLADE」。

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2015年6月9日、急成長を続ける中国映画市場について、2019年には年間興行収入が88億6000万ドル(約1兆900億円)に達し、世界トップの米国を揺るがす存在になると予測されている。聯合報が伝えた。

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大手コンサルティング会社のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)傘下、台湾PwCが9日、メディア産業の展望レポートで発表した。中国映画市場は今年、初めて50億ドル(約6160億円)を突破すると予測。年平均成長率15.5%という数字をベースにし、2019年にはこれが88億6000万ドル(約1兆900億円)に達し、米国を揺るがす存在になるという。

世界の映画市場の年平均成長率は5.7%だが、中国市場の示す同15.5%からは、3倍の速さで急成長していることが分かる。近い将来、中国市場だけで10億ドル(約1230億円)の興行成績を上げる映画が生まれる可能性も高いという。

今年2月、旧正月の映画市場では、ジャッキー・チェン(成龍)の「DRAGON BLADE」やチョウ・ユンファ(周潤發)主演「澳門風雲2」、中仏合作映画「狼図騰」などがヒットを記録。月間興収は6億5000万ドル(約800億円)となり、単月記録では米国(6億4000万ドル)をわずかに上回り、初めて世界トップに立っている。(翻訳・編集/Mathilda

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