2015年6月14日、韓国・MBCテレビによると、中東呼吸器症候群（MERS）の感染が広がる韓国ではイベントなどが相次いで中止・延期されているが、韓流スター・東方神起の大規模なコンサートがソウルで開かれ、海外からのファンも大勢駆け付けた。

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コンサートが開かれたソウル・オリンピック公園には、たくさんの東方神起ファンがマスクをして現れた。ある日本のファンは「手の洗浄剤とティッシュ、栄養剤も持ってきた」と言う。会場入り口には大型の消毒薬噴射器が設置され、ファンたちは熱感知カメラ2台と体温検査を経て初めて入場できる、という万全の態勢が取られた。

韓国ではMERSの影響でコンサートなどの中止・延期が相次いでおり、この1週間で中止となったイベントは90を超え、チケットをキャンセルした人は1万3000人に上った。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「このMERS騒ぎの中でも応援に来るとは、立派だね」

「ファン心理はすごい」

「東方神起の全盛期の人気はものすごかったね。今は人気が冷めたといっても、まだなかなかだ」

「コンサートの様子を見ると、会場に行く人たちに消毒薬をまいているし、あちこちに医療スタッフが待機、席には手の消毒剤が置いてあるというから、国よりもちゃんとしてる」

「東方神起の所属事務所（公演主催者）のやり方は、国の対応よりはるかに良い」

「（東方神起の）ユンホが入隊前最後のコンサートになるから、中止も延期もできず予定通りやったんだろう」

「日本のファンたちも見事だね。東大門や明洞には感染が怖くて行けないのに、コンサートにはきちんとマスクをして行ってる。東方神起も感激しただろう」

「これだけ固定ファンがいるグループだから、ファンも集まったんだね。一般の外国人観光客はみんな旅行をキャンセルしたから、ホテルも飛行機も免税店も、一般の商店まで打撃がものすごい」

「芸能人もマスクをして出てきたら笑える」（翻訳・編集/和氣）