日本で暮らす中国人が直面する「日常生活の難題」とは?―中国ネット

Record China    2015年6月20日(土) 8時15分

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16日、中国のインターネット掲示板に「日本に定住する中国人が直面する難題」と題する文章が掲載された。写真は東京のごみ集積所。

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2015年6月16日、中国のインターネット掲示板に「日本に定住する中国人が直面する難題」と題する文章が掲載された。

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近年、日本に定住する中国人は増えており、昨年は70万人以上と韓国の56万人を大きく上回る規模となった。海を隔てた両国民の関心事と言えば歴史問題、尖閣問題などだが、日本で暮らす両国民の重要な問題は「ごみ処理」とほぼ意見が一致している。

日本はごみ処理に厳しいルールを設けている国で、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、資源ごみと分類は細かい。行政がごみ処理にかけるコストは膨大な額に上り、ごみ処理以外に環境保護にも費用が充てられている。外国人が日本での生活を始めるに当たり、各地の役所からごみ処理に関する資料が交付されるが、中国人が日本の習慣に慣れるのには時間がかかる。

中国人の中には、これまでの習慣でごみを分類することなく捨ててしまう人もおり、ごみ収集車が回収を拒否した場合は悪臭が出て周囲に迷惑をかけてしまうことも多い。また、粗大ごみに関しては中国なら廃品回収業者が多少の現金と交換してくれるが、日本では引き取ってもらうのに費用が発生する。これも中国人には受け入れるのが難しい問題だ。

各地の地方自治体は外国人の転入による「経済活性化」を喜ぶ半面、そのごみマナーに頭を痛めている。ごみ問題が発展して日本人と中国人が同じ場所で暮らすことに支障を来たすことすらあり、「日中の共存関係」に横たわる難題を解決する上で、海外から日本にやって来た中国人は日本人の細かい管理にもっと目を向けるべきかもしれない。(翻訳・編集/野谷

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